手をつなごうアジアの私たちについて

手をつなごうアジアについて

2020年8月、国や人種、信条などに捉われず、未来を生きるアジアの子供たちのためにみんなで手を取り合って、今できることをしていきたいという想いを共にした仲間によって立ち上げられたボランティアグループです。

その想い

アジアでは未だに子供たちが街頭で物を売り、道行く人に物乞いをするそんな光景が多く見られます。同時代にアジアで生きる者として、この光景を何とか変えていきたい、そんな気持ちがこのグループ結成の発端となりました。教育を公平に子供たちに与えること、それは子供たちに生きるための武器を与え、将来を選択する可能性を与えることにほかなりません。アジアの子供たちに公平により良い教育を届けていきたい、これが私たちの想いです。

手をつなぐことが大事

1地域の人と手をつなぐ

持続的に子供たちにより良い教育を届けるためには、まずは、その地域の人の理解と行動が必要ではないでしょうか。そうでなければ、いくら教育支援をしたとしてもそれは長くは続かないでしょう。子供たちを大切に思う地域の人と手を携えたとき、より強い支援の輪が作られていきます。

2ボランティアをしたい人たち
と手をつなぐ

ボランティアをしたいけど、恵まれない子供たちに何かしたいけど、どうしたら良いか分からない。そんな想いの人と必要な地域の人たちとを繋いで行くことも私たちの願いです。あなたがアジアの人々と手をつないだその先を想像してみてください。私たちは、アジア各国の地域の人たちとあなたが手を取り合ってもらうため、この活動を行っていきたいと思っています。

3ボランティア団体どうし
と手をつなぐ

アジアにも多くのボランティア団体が存在します。単に活動地域が違うだけでその善意は同じです。私たちはそういう善意の想いが手を取り合って、より強く、よりアグレッシブに、より柔軟に子供たちのために協力し合える社会を目指しています。

活動、これまで、これから

これまで私たちはスリランカの子供たちに対する奨学金、インドやフィリピンの子供たちのための教材支援を行ってきました。現在はスリランカの小学校でのアートワークショップ(大きな紙に多くの子供たちが協力し合って一つの絵を描くというアート教育)を手掛けています。今後はこのイベントをスリランカ以外の国の子供たちにも体験してもらうため活動の範囲を広げていきたいと思っています。
また、子供たちが自由に本を読み、パソコンを触り学ぶことができる児童館の設置も行っていきたいと考えています。このような活動の中で、共に子供たちを、この世界の未来を想う個人や団体と手をつなぎ、それぞれの想いを融合させて実現させる活動にも力を入れていきたいと思っています。

スタッフ紹介


代 表 田中 宏朋Hirotomo Tanaka
東京都出身、現在60歳、元裁判所職員。(最高裁判所、金融庁、東京地方裁判所などを経験。)
若い頃アジアを旅して見た生まれた場所の違いにより児童労働を余儀なくされている子供たちの様子が忘れられず、どんな環境においても、機会は平等であるべきではという想いを胸に、10年間、アジアのいろんな国(スリランカ、ネパール、カンボジア)でボランティア活動を経験しました。
5年前、心不全で倒れ、その後腎臓移植を経験したことを契機に、一念発起、自らアジアの子供たちを支えていくための本グループを立ち上げました。