活動報告

2024ワークショップ日記(1)

スリランカへ

今回スリランカでのアートワークショップに参加するメンバーは3名、それとファシリーテータの高濱浩子さんの4名。1名は事前にスリランカ入りし、アートワークショップには前日参加となりました。残りの3名は、バンコクに3日前に集合し、ホテルで打合せ。荷物は、10m×1.4mの大きな紙、絵具や筆や刷毛、クレヨン、画用紙、参加者に配る鉛筆や消しゴム、お菓子などで各自のキャリーバックはパンパンに膨れ上がっています。

翌日、朝5時半にホテルを出発し、空港に向かうも私たちが乗るはずの早朝便はキャンセルされ、午後の便に振り替えられてしまいました。可能であれば、2日前に現地入りして直ぐに現地のスタッフとの打ち合わせ、その後学校の視察を行いたかったのですが、コロンボ到着が夕方となり、その後車で2時間かけて目的地のクルネガラに入った頃には周囲は真っ暗となっていました。

私たちはとりあえず荷物を降ろし、休憩した後、現地のスタッフと打合せをし、翌日の学校視察とその後のミーティングを決めてこの日は終了となりました。

いきなり波乱の出だしで、私は不安1割、わくわく9割という感じでベッドに潜りこみました。

 

いよいよアートワークショップ活動を始動します

暑い日が続きますが皆さんは如何にお過ごしでしょうか。

手をつなごうアジア主催のスリランカでのアートワークショップまであと5日と迫ってきました。
この1か月は、スリランカの窓口の方と最終調整を行ったり、会員の皆さんからタオルなどの寄付を受けたり、寄付金を手渡されたりとバタバタと慌ただしく動き回っていました。
スリランカに渡航するメンバーは、代表である私を入れて4人、持っていく荷物も分担しました。

タレント、女優、大学の客員教授、農業ジャーナリストなどの肩書をお持ちの大桃美代子さん、実は私のコーチングのコーチでもあります。その大桃さんが自身のSNSに「IKIGAI」という投稿をする中で、今回のアートワークショップのことについて触れていただきました。とてもありがたいことです。

 

 

 

 

私は腎不全を患い、透析期間を経て腎臓移植を行って、なんとかスリランカにも渡航できる身体を取り戻しました。腎臓移植は腎不全の病状を劇的に改善させてくれました。しかし、移植した腎臓がいずれはダメになってしまう(他人の臓器であるがゆえに。)、そのリスクを常に思いながら活動を行っています。私にとっても生きがいは時間との競争、そんな思いが脳裏に浮かびます。

今回のスリランカでのアートワークショップは、元々はフィリピンのNGOコーディエラ・グリーン・ネットワークがフィリピンで行ったもの(画材の提供で参加しました。)。でも、その企画を私たちはスリランカに持っていき地域の人たちと、スリランカの子供たちとこれを行うものです。これこそ手をつなごうアジアの考えるボランティアのカタチの一つ、みんなで手をつなぐ橋渡しをしながら、アジアの子供たちの未来を磨いていきたい。その想いが具現化します。

何度も何度もコーチングの場で自身の語る夢を検証し、たくさんの方に夢を応援していただき、ようやくここまで辿り着きました。コーチングで夢を語ったのが3年前、手をつなごうアジアを発足したのが2年前、ですが、これまでは湾内を慎重に航海していました。波も穏やかですし、いざとなれば引き返すこともできます。ようやく公海に出ていきます。後戻りはできません、そんな想いと共に、私のIKIGAIは動き始めました。

これまでの応援、誠に ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
では、覚悟を決めてIKIGAIという航海に行ってきます。

手をつなごうアジア代表 田中宏朋

クラウドファンディング実施中(終了しました)

たくさんのご支援をいただきました。どうもありがとうございました。

手をつなごうアジアでは、今年の8月23日にスリランカでアートワークショップを実施すべく準備中です。アートアークショップってという方は、「活動について」(MENUから選択できます)及びそのページにある「フィリピンのNGOと手をつなぐ」をご覧ください。

私たちは、このアートワークショップのため、現在クラウドファンディングに挑戦しています。

https://camp-fire.jp/projects/view/763350
または、「キャンプファイヤー」「私たちの物語」で検索していただければ、この詳細を見ることができます。私たちのアジアの子供たちへの想い、このイベントにかける意気込みも記していますので、是非とも閲覧していただき応援をお願いします。

なお、このイベントの報告(子供たちの生き生きとした様子)は、このホームページでも今後お届けしたいと思います。